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 大学を卒業してから就職をし、猛烈に忙しい時間を過ごしてきましたがようやく落ち着いた気分も取り戻すことができるようになっていました。
大学の友人から久しぶりに会って酒でも飲もうと誘われて、自分もゆとりができていましたから、彼との再会を楽しみにしていました。
彼の方も最初のうちは仕事が大変らしく、なかなか連絡もできなかったようでした。
半年ぐらいだ経過したぐらいから徐々に連絡を取り合うようになっていたのですが、実際に会うのは1年ぶりという事で懐かしいって気持ちでいっぱいになっていました。
人間ですから1年やそこらで大きな変化が現れるわけもなく、それでも古い仲間と会うというのは安心感を持つものがあります。
会社の同僚とは違う学生時代の友人と言うものは、本当に心を許せる相手だからです。
金曜日の夜に仕事帰りに待ち合わせをして、楽しく昔のように騒ごうという事で居酒屋に行くことになりました。
よく利用していた駅前で待ち合わせ、5分ほど遅れて加東が現れたのです。
「よおっ元気そうだな」
満面の笑みで挨拶をしてきてくれました。
「お前もやたら元気そうじゃないか(笑)」
「いやいや、仕事が忙しくてさぁ、たまったもんじゃないよ」
「それはこっちも同じだよ(笑)」
軽く挨拶を交わした後に、学生時代によく出かけた居酒屋の暖簾をくぐり生ビールを注文して乾杯しました。
近況報告などを終えて、かなり盛り上がって話も進んで行きました。
「女できたのか?」

彼の方からそう聞いてきたのです。
「いやいや、仕事ばかりで出会いのチャンスなんか全然ないよ。
社会人ってマジで彼女作りにくいなぁ。
そっちはどうなんだ?」
完全にモテない男でしたから、相変わらずオナニー生活を続けていると言う話が出てくるに違いないと思っていたのです。
しかし…。
「セフレがいるから性処理は全然困ってないよ」
とんでもない発言が彼の口から飛び出してきました。